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とりあえず色々と。小話をちらほら。擬人化注意。
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Posted by - 2024.04.24,Wed
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Posted by 鈴無詩音 - 2010.02.22,Mon
「ウィズさん」
ソファーに座る少年へとそっと語りかける。
「なんだ?」
少年は背後からかけられた声になにも動じもせずに、本に目をおとしたまま返した。返事を聞いた少女は相変わらずの笑みを浮かべて一歩少年に近付く。
ウィズさん、と、もう一度少年の名を呼んで。変わらぬ調子で次の言葉を紡ぐ。
「大好きですよ」
一瞬、ぴたりと少年の動きが止まった。本から目をあげ、少々怪訝そうに眉根を寄せて少女を振り返る。
少女はいつもと変わらない笑みを浮かべてそこに立っていた。
「なんだいきなり」
怪訝そうな顔はそのまま。若干不機嫌そうにも聞こえる声色で問い掛ける。
それを聞いた少女はくすりと笑い、また一歩二歩とゆっくり少年に近付く。
「伝えることは大事だと、改めて思いまして」
少女の返答に、少年一度ため息をついた。
一拍の間の後にじっと少女を見据えはっきりと言った。
「わけがわからん」
「ええ、私もです」
ただ、と少女が呟く。少年は無言で次の言葉を待った。
一拍の間が置かれ、二人の視線が真っ直ぐに交わる。どちらも視線を逸らすことはしなかった。
やがてゆっくりと少女の口が開かれる。

「この想いは、本物ですので」

柔らかな笑みを浮かべ、少女は答えた。



―――――――
登場人物
▼ウィズ(ブイゼル♂)
▼ライル(コリンク♀)

リハビリがてらに意味のわからない話。
ライルちゃんは結構思ったことはしっかり伝えるタイプです。

それにしてもこの二人、動じないにもほどがある(ぁ
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Posted by 鈴無詩音 - 2009.12.14,Mon
ファインドで恋人の小ネタ。


「ロリコンか」
「ロリコンね」
「***って…ロリコンだったの…?」
「どうしてそうなる」

「というかあんたには言われたくない」
「なにその言い方。私はかわいいものが好きなだけよ!」
「………(呆れた視線」


「でさー、その時の***が本当にかわいくって!思わず頭撫でたくなったよーv それでまた***が」
「へ、へぇー…;」
「惚気ならよそでやれこの色ぼけ馬鹿」


「やああああ私のかわいい***に彼女だなんてぇ!認めないんだからっ!」(ぎゅうぅぅ
「Σわっわっ うぅぅ は、離してよ***ー…!!///」
「いつからあんたのになったんだ」
「ていうか今のあなたの行動、約二名に衝撃を与えるよねぇ」
「え、う、見てないで助けてよー!;///」




あえて名前はふせました(何故
さあ誰がどれかわかるかな!(ぇ あ、字数は関係ないですよー
こいつらはとてもネタが作りやすいです
Posted by 鈴無詩音 - 2009.07.27,Mon
「静かだねぃ」
隣に座る人物がそう呟いた。
確かに今日はとても静かな夜だった。連日の雨も今日だけは嘘のように晴れて、久しぶりに顔を出したお月様が悠々と輝いている。
「ああ。晴れてよかったな」
なにせ今日は一年の中で一番星が綺麗に見えるという七夕なのだから。こんな日にまで雨が降ってほしくはない。
「まったく」
七夕というに相応しく、夜空にはたくさんの星が瞬いていた。空の至る所にまで広がるそれは、心なしかいつもよりも力強く見える。

しばし二人で夜空を見上げていると、たくさんの星が集まった箇所を見つけた。
それはまさに空を流れる光の河、天の川だった。その中に一際大きな輝きを放ち、寄り添いあうような形の二つの星がある。
「…織り姫と彦星か」
織り姫と彦星と称されるその星。七夕の象徴的な星。
「んー?ああー」
隣から緩い相槌がうたれる。
明らかに眠気を含んだその声を気にするでもなく、その二つの星を見上げながら口を開く。
「愛し合う二人は引き裂かれ、年に一度、七夕の夜にしか会うことが出来ない…それでもずっとお互いを想いあう…ああ、なんて純粋で無垢で一途なのだろうか…」
ふうとため息のように息をつき、うっとりと目を細めた。
なんて素敵なんだ。呟きは夜空に吸い込まれる。
ふと、隣からくつくつと押し殺した笑い声がした。
恍惚とした表情から一転。怪訝そうに眉を寄せて何が言いたいとばかりに隣を見る。
「くくっ…愛し合う二人…いやあロマンチストですねぃ」



―――――――
ここまで書いて飽きてほったらかしてたもの(ぁ
相変わらずぐっだぐだですね。
この二人はまた新キャラというかそんな感じですが説明はまたちゃんとしたの書いたらにしますねぇ

別に歌うものがボカロばかりになってもいいと思いますよー(いきなり何
ていうか私もボカロ歌う気満々でしたし(ぁ
まあ私が歌うのはほとんどryo氏の歌だけですけどねぇ
ミク可愛すぎるだろうよ…!(何
あとテイルズはシンフォニア全部とアビスと歌えないけどマイソロ2のとか歌います。たまにですが(ぁ
私もちょっとは歌える曲増やしたほうがいいかなー…
Posted by 鈴無詩音 - 2009.05.21,Thu
「ミモザに会いたい」
「…夕、今日それ何度目だと思う?」
「えー?知らない」
「もう五回目だよ…」
「だって会いたいものは会いたいしさぁ。最近全然会えないし」
「仕方ないでしょ?忙しいんだからさ」
「…よっし。じゃあ今日の依頼昼までには終わらせようか」
「Σええぇ!?な、何言ってるの!?そんなの無理だよ…!;」
「やってみなきゃわかんないじゃん?ほら、全力で頑張ればきっと終わるって♪」
「む、むむ無理だってばぁ…そんなに急いでもどうせ僕が足を引っ張って罠にはまったり倒されたり夕とはぐれて一人孤独n」
「あーストップストップ。ごめん俺が悪かった。冗談だからそれはなしね」
「冗、談…?」
「半分くらいは本気だったけどな」
「…やっぱり僕はおにもt」
「ほらほらストップって言ったじゃん!はーい終了~」
「…うぅ…」
「というか雨葉もユエさんに会いたいとは思わないの?」
「Σな、なななななんでそこで、ユユ、ユエが出て来るの…っ!?///」
「いやー?だって最近依頼ばっかで雨葉も中々会えてないんじゃないかなーと思ってさ」
「そ、れは……最近は…会ってない、けど…」
「だろー?きっとユエさんも会いたいって思ってるって」
「ユ、ユエが…?…いやでもユエだもんきっと僕と会えなくたって何とも思わないよ…あっちも依頼とか忙しいだろうし…」
「ねー雨葉君、もうちょっと物事を前向きに考えないかい?」
「そ、そんなこと言われても…」
「それに恋人に会いたいと思わない人はいないって」
「…そう、かな…」
「そうそう。大丈夫だってきっと♪」
「…そっかぁ…わかったよ。夕、ありがとうね」
「いやいやー。てことで」
「てことで?」
「今日は依頼は休みにしてお互い愛しい恋人に会いに行こうか」
「そ、それとは話が違う気がするけど…;」
「えーやっぱり駄目?」
「だ、駄目、だよ…!他のみんなも頑張ってるんだから…!;」
「駄目かー…」
「…うん…」
「んー…」
「………」
「……………」
「…………………」
「…あー…ミモザに会いたい」
「…六回目…」



―――――――
登場人物ー
▼雨葉/うよう(メガニウム♂)
▼夕/ゆう(バクフーン♂)

前にチャットでユウミモはバカップルだという話をしたのをふと思い出しましてねぇ
それでできたネタです~なんか色々とすいません;(ぁ
これ会話だけですね…真面目に小説書く気にはならなかったのですよ(ぇ
これから思いつきのネタはまたこういう風に書くかもしれませんので~

とりあえずすぐるさん雨衣さん、こんなやつらが彼氏ですいません(ぁ
Posted by 鈴無詩音 - 2009.04.29,Wed
朗らかな昼下がり。ゆるりとした優しい日差しが街を包んでいるようだ。
もうすぐ立夏を迎えようとするこの時期では、冬の張り詰めた空気などもうとっくに消え去っていて、代わりのふわふわとした柔らかな暖かさが心地よい。
こんな時期には生きる生き物達も、ほわりとどこかが緩んでしまう。
それはポケモンであっても例外ではなく。
浅い眠気に口から出そうになる欠伸を噛み殺して、雹我はけして綺麗とは言えないまばらな色の煉瓦で舗装されたの道を踏み締める。
「ったく…とんだ無駄足だったな」
そう、ため息と共に吐き出す。
ゆっくりと顔の前にかざされた左手には、一通の手紙があった。それは探検隊に所属している者にとって、とても大切であるはずの物。仕事の内容が書かれた依頼の手紙だ。
つい一時間ほど前まで、彼はこの依頼の為にダンジョンにいた。
依頼の内容は「帰れなくなったので助けてください」というよくある内容。そう難しくもない場所だったので、彼は一人で依頼主を助けに行ったのだが。
何故か依頼主は自力で脱出したらしく、必死に依頼の階を捜した雹我はまさに骨折り損のくたびれ儲けとなってしまった。
「自力で出れんなら最初から依頼なんてだすんじゃねーよ…」
思い返したらどっと疲れたような気がして、また一つ大きなため息をついた。

今はその帰り道で、街の中を歩いているところ。昼間のこの時間帯には珍しく、すれ違う人は少し少ないように感じた。
「あー…これからどうすっかな…」
持て余した時間をどうしようかとか考えながら歩を進めていると、

「てめぇ!この俺様に喧嘩売ってんのか!?」

前方から野太い男の怒鳴り声が聞こえてきた。
なんだと思い視線を前に向けると、右に曲がる道が人で埋まっていた。
ざわざわと各々に話す人の向こうから先程の男の声が飛んでくる。人だかりのあるせいで姿は見えないがその道の先にいるのだろう。
「どーゆうつもりだこれ!あ゛ぁ!?」
とにかく騒ぎ立てる男の声。よくもまぁあそこまでべたな台詞をはけるものだとか、またくだらない喧嘩か何かかとか、心の中でだけ呟く。
雹我は特に興味もなさそうに人だかりをちらりと見ただけで通りすぎようとした。のだが。

「す、すすす、すみません…っ!!;」

今度は少女らしき声――声からして相当焦っていることがわかる――が聞こえてきて。
その声を聞いて、雹我の動きがかちりと凍った。
「…今の、は…」
ぎぎぎ、と、壊れた機械のようにゆっくり顔をそちらに向ける。
相変わらずわあわあと煩く騒いでいる声の中から先程の声は聞こえてくる。
それはやはりよく聞き覚えのある声で。
「何やってんだあいつは…!」
軽い舌打ちをして、地面を蹴った。



―――――――
軽い人物紹介~
雹我/ひょうが(マニューラ♂)
多分17歳 探検隊ファインド所属の見た目不良なお人よし(ぇ


また久しぶりですねぇ…サボる癖どうにかしないとなぁ

さてこの文はまだ途中です~
完成したら某サイト様の方にもあげようと思いますよ!
唐突に思い付いたネタなんですけどねぇ、今一言だけで登場していらっしゃいますが他の人のキャラもお借りします~
か、勝手にすいません;;
問題あったら言ってくださいねー…!

にしてもこれ長いですねぇ…最近無駄に文が長くなりますー;
文字制限引っ掛からないといいな…!
もっとうまく文章が書けるようになりたいですね。

あ、バトンありがとうございますー♪
遅くなりますが答えさせてもらいますよー
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